2007年「ビタペクト2」&『放射能と栄養』無料支給・配布運動

2007年活動記録
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ビタペクト2について
成分
外観と摂取方法
 

 


SOS子ども村

第53回


 2007年最初の配布となりました。1月5日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村での第53回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

 今回はビタペクト2を9個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1150個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは920部となりました。
  
 今回で通算61回目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数、そして単純計算ですが、現時点で1150人分のビタペクト2、そして920家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

ビタペクト2の成分や、これまでの配布運動について詳しくはこちらからご覧ください。
「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳しくはこちらをご覧ください。
SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。


 今回も2家族が来ていました。そのうちの1家族は2005年2月にも保養に来たことがある家族でした。
 前回の配布の様子はこちら(SOS子ども村での配布第29回・家族A)をご覧下さい。ゴメリ州カリンコビッチから来た家族です。

 この家族には前回は2個のビタペクト2を渡しました。
 しかし前回保養に来たときと比べて、全員の体内放射能値が増えていました。以下の●印がついている子どもにビタペクト2を渡しました。このうち19歳の長女は妊娠中ですが、ビタペクト2を飲むのは大丈夫ということでした。

女子 13ベクレル →16ベクレル●
男子 16ベクレル●→15ベクレル●
男子  0ベクレル →19ベクレル●
男子  0ベクレル →23ベクレル●
男子  0ベクレル →11ベクレル
男子 17ベクレル●→21ベクレル●
母親 10ベクレル →15ベクレル●
 
 この結果を見ても分かるように前回ビタペクト2を飲んだ子どもにも、高い測定値が出ました。 
 理由としては、ビタペクト2を飲んだ子どもは、放射能値が下がったが、その後2年の間に再び放射能が体内に蓄積してしまった。他の子どももも放射能をたくさん含む食品を食べてしまった、という可能性が考えられます。
 やはり頻度としては1年に1回ぐらいビタペクト2を飲むのがいいのでしょう。しかし今年からは1回も保養に来たことがない多子家族が優先される方針になるだろう、という職員さんのお話でした。
 確かに機会をできるだけ平等にするほうがいいに決まっていますが、チロ基金としては、ビタペクト2を飲む前と後の放射能値の変化の比較ができなくなるので、少々残念なところです。

 もう一つの家族はゴメリ州ペトリコフから来た家族です。3人の子どもと2人の親戚の子どもを連れてきていました。
 この家族には3個のビタペクト2を渡しました。6歳の女の子が18ベクレル、8歳の男の子は16ベクレル、9歳の男の子が15ベクレルでした。このうち9歳の男の子は喘息を持っているそうです。
 今回ビタペクト2を渡さなかった2人の子どもは2人とも、2回目に当たる保養で、前回は他の親戚に引率されて、来ていたそうです。
 そのうちの女の子は2005年9月に保養に来ており、そのときの結果は27ベクトルだったので、ビタペクト2を渡しました。今回の測定結果は8ベクレルでした。前回の保養のときの様子はこちらをご覧下さい。(SOS子ども村での配布第37回・家族A)
 放射能値はすっかり下がりましたが、持病の胃炎はまだ治まっていないそうです。

 もう1人の男の子は2004年9月に保養に来て、そのときは27ベクレルだったのですが、今回は13ベクレルでした。前回の保養のときの様子はこちらをご覧下さい。(SOS子ども村での配布第24回

 このように以前ビタペクト2を飲んだ子どもたちの体内放射能が減っているケースもあります。

 さてこの家族のお母さんは現在育児休暇中ですが、年明けから地元の食品加工工場へ職場復帰するそうです。
 そこでは食品の放射能を測定して安全性をチェックする仕事をしてらっしゃるそうです。
 お母さんのお話によると、残念なことに事故後20年経過しても、きのこやブルーベリーに含まれる放射能がいまだに高いということでした。
 きのこの調理方法が載っている「放射能と栄養」のコピーは職場に持って行き、今後の生産工程で生かせないか、検討してみたいというお話でした。
 こんぶのスープを作って食べるのが大好きな家族だそうです。ヨードがちゃんと摂取できているようですね。

 画像は記念撮影したときの様子です。事情で1人のお母さんやお昼寝中の子ども達が写っていません。今回も子どもたちに折り紙用の紙や、折り紙の作り方のコピー、ガリガリプロペラをプレゼントしました。ガリガリプロペラには
「どうしてプロペラが回るの〜?」
と子ども達はとても驚いていました。

(ガリガリプロペラについては厚木市子ども科学館のページに説明があります)

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙用の紙、ガリガリプロペラなど子どもたちへのプレゼントを寄付してくださった方々、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザールなどで交通費など諸経費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。私はもちろん、ベラルーシの子どもたち、お母さんたち、SOS子ども村の職員の方々も大変皆様に感謝しております。本当にありがとうございました。今年も引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

辰巳雅子
Date:2007/01/13(Sat)

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