今回はビタペクト2を2個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2は合計1141個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは910部となりました。
今回で通算60回目のビタペクト2の配布となりました。
のべ人数、そして単純計算ですが、現時点で1141人分のビタペクト2、そして910家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。
ビタペクト2の成分や、これまでの配布運動について詳しくはこちらからご覧ください。
「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳しくはこちらをご覧ください。
SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。
今回も2家族が保養に来ていましたが、このうち1家族の2人の子どもにビタペクト2を渡しました。もう一つの家族は体内放射能値が低く、ビタペクト2は渡しませんでした。
ビタペクト2を渡した家族はゴメリ州ボブルイスク市から来た家族です。4人の子どもがおり、さらにお母さんは妊娠中。予定日は1月1日だそうです。
「もう臨月に入ったので、SOS子ども村滞在中で生まれてしまうかも。」
とお母さんは笑っていました。(さすがに5回目の出産となると余裕ですね。)
そしてこのお母さんはバブルイスク市多子家庭協会員の子ども2人を引率してきました。
ビタペクト2を渡したのは、15歳の娘(29ベクレル)と引率してきた15歳の男の子(25ベクレル)の2人です。
そのほかの子どもは放射能値が低く、健康状態も良好、ということでした。
15歳の女の子は血圧の変動が激しく、体調が良くないことが多いそうです。15歳の男の子は足が痛いということでしたが、話をよく聞くと成長痛のことで、心配なさそうです。
もう一つの家族はミンスク州べレジノ市から来ており、6人の子どもがいますが、うち2人は養子だそうです。息子の1人が喘息を持っているということでしたが、体内放射能値は11ベクレルだったので、ビタペクト2は渡しませんでした。(ビタペクト2の摂取で喘息が治るとはあまり思えませんし・・・。)
他の子どももとても元気で、人なつっこく、(外国人が珍しいのか私を指で突っついていました。(^^;))とても仲良しの家庭に見えました。
今回は放射能値も全体的に低く、ほっとしました。
画像はみんなで記念撮影したときの様子です。
今回も子どもたちに折り紙用の紙や、折り紙の作り方のコピー、日本製のかわいいシール、ぬりえをプレゼントしました。少し早いクリスマスプレゼントになりました。
最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙用の紙、シールやぬりえなど子どもたちへのプレゼントを寄付してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザールなどで交通費など諸経費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
多くの方々に支えられて、この活動が続いています。私はもちろん、ベラルーシの子どもたち、お母さんたち、SOS子ども村の職員の方々も大変皆様に感謝しております。本当にありがとうございました。