2003年「ビタペクト2」無料支給運動

2003年活動記録
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ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村

第7回

 8月14日にビタペクト2と「放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村での第7回目の配布を実施しましたのでご報告いたします。

 今回渡した個数は保養に来ていた子ども5人とお母さん1人の分、合計6個でした。
 まず一つの家族はモギリョフ州ボブルイスクから来ていたお母さんと5人兄弟でした。そのうち3人の子供がいずれも体内放射能値が14〜18ベクレルで、ビタペクト2を渡しておきました。
 それからもう一つの家族はお母さんとその子ども3人、そしてそのいとこ2人でした。
 いとこ達はゴメリ市に住んでおり、母子はブレスト市郊外に住んでいます。お母さんはもともとゴメリの出身だそうです。
 お母さんといとこ2人がそれぞれ17ベクレルでしたので、ビタペクト2を渡しました。
 
 「放射能と栄養」のコピーも、お母さん達が、ブレストにある多子家庭協会の会員に読んでもらうと、申し出たので合計9部を渡しておきました。

 子どもたちはみんな元気な様子でしたが、お母さん二人ともが足の静脈の手術を受けたことがあり、健康状態がいい、とは完全に言い切れないようでした。
 
 さて、今回は天気がいいこともあり、以前このSOS子ども村で孤児たちに竹とんぼを、あげたことがあるのですが、この保養に来ている子ども達にもあげることにしました。画像はみんなで竹とんぼで遊んでいるところです。
 竹とんぼを飛ばせるこういう広いところで、保養生活を送っている子どもたちが、うらやましいぐらいです。
 またいつものように折り紙用の紙も渡しておきました。

 子ども達が保養のため暮らしている家には、退屈しないよう子ども達が絵を描いたりできる小部屋があって、そこにここで暮らした子ども達が書いた作品が、展示されています。
 そのなかに折鶴が何羽も飾られていました。画像はちょっと分かりにくいですが、その折鶴です。
 こんな形で日本の文化の紹介とささやかですが、健康の贈り物を今後もチロ基金は続けてまいりたいと思っています。

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった皆様、またバザーなどで基金の活動費を捻出してくださった皆様、竹とんぼを手作りで1本1本作ってくださった方に、この場を借りてお礼申し上げます。  →NEXT
辰巳雅子
          Date:2003/08/31(Sun)