ミンスク市立第1病院小児外科病棟
追加情報・その5
スヴィルスキー先生のお話によると、ベラルーシ全体で腫瘍病が増加しており、チェルノブイリ原発事故による放射能の影響が大きい、ということでした。 新生児の病気や癌、先天性異常が増え、青少年の免疫力が低下しているそうです。
この病棟で扱っている病気は約20種類。中でも腸の病気が多いそうです。 スヴィルスキー先生は体重が1600グラムの未熟児の手術をしたことがありますが、そのような幼い子どもの命を救うため、手術器具の充実が必要不可欠だというお話でした。
以上のような事情をふまえ、チロ基金は再び医療器具の援助を決定しました。 どのような器具を購入するかは、これから病棟側と話し合って決めようと思っています。
詳しくはまた後日改めてご報告いたします。
辰巳雅子
Date:2004/7

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