2004年 医療器具援助

*ミンスク市立第1病院
小児外科病棟*
==通算2回目==
-- No.1 概要
-- No.2 医療器具
-- No.3 医療器具
    寄贈式典
-- No.4 新聞記事
-- No.5 追加情報(1)
-- No.6 追加情報(2)
-- No.7 追加情報(3)
-- No.8 追加情報(4)
-- No.9 追加情報(5)
==通算3回目==
-- No.10 概要
-- No.11 器具画像
-- No.12 鉗子画像
--No.13 カッター画像
-- No.14 寄贈式典
-- No.15小児外科病棟
2002年 

 

ミンスク市立第1病院小児外科病棟

追加情報・その1

 2002年9月と2004年1月、ミンスク市立第1病院小児外科病棟に、腹腔内視鏡手術器具を寄贈しましたが、それに関しての追加情報です。
 医療器具援助について詳しくはこちらをごらんください。

2002年(第1回) 
2004年(第2回)


 今回手術室のようすなどを見学する機会に恵まれましたので、ご報告します。

 

画像は手術室を見学中の辰巳です。
 病院内はこのように外部から菌を持ち込まないように、マスクをし、さらに頭の上から足の先まで、このような格好をします。

 緊急外科長であるアレクサンドル・スヴィルスキー先生のお話によると、チロ基金が寄贈した腹腔内視鏡手術器具は、毎日のように子どもたちのために使われています。
 
 この病棟では年間3000〜3500件の手術が行われています。
 そのうち1歳以下の子どもに対する手術は300件。生後1か月以下の子どもは80〜100件になります。
 腹腔内視鏡手術器具を使っての手術は年間約300件ですが、これは全体の7%です。医師たちの話によるとこれは少なすぎるので、せめて倍の600件にまで増やしたいと考えています。
 しかし、手術器具は1セットしかないため、手術を1回するたびに完全に消毒しなければいけません。
 
 この病棟には10年前ドイツから消毒と手術のための設備が寄贈されました。

 画像は手術器具を一つ一つ入れる殺菌された専用パッケージとそれを完全密封する機械です。

辰巳雅子
Date:2004/7