2004年 医療器具援助

*ミンスク市立第1病院
小児外科病棟*
==通算2回目==
-- No.1 概要
-- No.2 医療器具
-- No.3 医療器具
    寄贈式典
-- No.4 新聞記事
-- No.5 追加情報(1)
-- No.6 追加情報(2)
-- No.7 追加情報(3)
-- No.8 追加情報(4)
-- No.9 追加情報(5)
==通算3回目==
-- No.10 概要
-- No.11 器具画像
-- No.12 鉗子画像
--No.13 カッター画像
-- No.14 寄贈式典
-- No.15小児外科病棟
2002年 

 

ミンスク市立第1病院小児外科病棟

小児外科病棟の様子

 

 以前のご報告で、小児外科病棟の建物は、入り口はきれいだけれど、中はあまりきれいではない・・・といったことを書きましたが、現在内装工事が大々的に行われています。
 これは内装工事が終わった4階です。
 とてもきれいでピカピカ。入院している子どもたちの気持ちも明るくなりそうです。
 後ろ向きで写っている女性は看護婦さん。やはり子どもたちの気持ちを明るくするため、無地の白衣から、このような可愛い柄(この人が着ていたのはスマイルマークがたくさん入っていました。)の看護服に切り替えているところだそうです。

これも4階に作られたプレイルームです。入院中の子どもたちで、許可の下りた子どもはここで遊んで気分転換をしています。
 おもちゃや本もあり、壁にも明るい絵が描かれています。
 
 スヴィルスキー先生のお話によると、今年から小児病院への医療食品サービスが始まったそうです。
 今までは各病院で調理師が病院給食を調理していたのですが、ミンスク市内にある全ての小児病院と約半数の成人病院で医療食品サービスからの提供を受けるシステムに移行したそうです。
 滅菌パックされた給食が各病院に運ばれ、病院内では温めるだけだそうです。
 それでは味気ない、という意見もあるかと思いますが、妊娠中、早産になりかかって入院したとき、昼ごはんのサラダの中にハエが入っていた、という経験のある私としては、ベラルーシの病院も進化していっているのだなあ、と感慨深かったです。

 最後にチロ基金としましては、今後も何らかの形でベラルーシの子どもたちに対する医療援助を継続していきたいと考えています。
 これまでも多くの方々の力に支えられてきました。今後とも、基金の活動を末永くお見守りくださるよう、皆様にお願い申し上げます。

 

辰巳雅子
Date:2004/9