チロ基金創立10周年記念式典(6)「日本の日」

Date:2007/05/16(Wed)

その1「チロ基金10年の歩み」

 5月4日にチロ基金創立10周年記念式典と「日本の日」を行いました。
 「日本の日」は正式には・・・
ミンスク940年祭並びにベラルーシ共和国児童年プロジェクト・ミンスク市立児童図書館主催「子ども-読書-社会『日本の日』」
・・・と言います。

 詳しく説明します。2007年はミンスク940年祭が開催されることと、ベラルーシ共和国が「児童のための1年」に制定したことに伴い、1年かけてさまざまなイベントやプロジェクトが開催されます。
ミンスク市立の全児童図書館も、多様なイベントを企画しています。それを総称して「子ども-読書-社会」プロジェクトと呼んでいるのですが、その中の一つに「外国の日プロジェクト」というものがあります。

 これは1年かけて、「アメリカの日」「ドイツの日」「トルコの日」「イスラエルの日」といった外国の国々をテーマにしたイベントを各児童図書館内で行う、という企画です。そのうちの一つが「日本の日」で、これは日本文化情報センターがある第5児童図書館で行われることになりました。

 それとチロ基金創立10周年記念式典をまとめて行ったのです。
そのような経緯があり、「日本の子どもの書道展」「日本児童文学展」など、子どもにちなんだ催し物を企画したわけです。

さて、チロ基金創立10周年記念式典と「日本の日」はまず、私の挨拶から始まりました。そして、チロ基金の創立の由来、この10年に行ってきた活動について写真なども交え、発表しました。
チロ基金の活動について詳しくはこちらをご覧下さい。) 

発表

 会場には日本大使館、ミンスク市役所、ベラルーシ国立・ミンスク市立の図書館、SOS子ども村などから、多くの方々がお越しくださいました。
茶の湯を紹介したポーロツク市立第7児童図書館やスベトラゴルスク中央児童図書館からもお祝いに駆けつけてくださいました。

チロ基金は小さな基金であるにもかかわらず、多くの方々のおかげで、10年続いてきました。そして
小さな活動の積み重ねが、10年経って振り返ってみると大きな足跡となっていました。

 今回10年の歩みを振り返ってみて、思っていたよりいろいろな活動ができていた、というのが、今の
私の率直な感想です。
それも全てはチロ基金を支えてくれている方々のおかげです。10周年というこの日を迎えることがで
きたこと、本当にうれしく思っています。

 創立者である碓井博男さんをはじめ、チロ基金を支えてくださっている皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。これからは20年、30年に向けて活動を続けていこうと改めて強く思いました。


その2「表彰状と感謝状」


チロ基金の今までの10年の活動に対し、ミンスク市立児童図書館から、表彰状(画像上)をいただきました。

表彰状と感謝状

 表彰状には私の名前が記されていますが、実際には、チロ基金にご協力してくださっている方々全員の表彰状だと思っています。

 またSOS子ども村からも2枚の感謝状(画像下)をいただきました。

 チロ基金の活動がベラルーシの人々から、このような目に見える形で認められたことは大変うれしい
ものでした。
ここにチロ基金にご協力してくださっている皆様にご報告いたします。

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