Date:2007/05/10(Thu)
2007年5月1日にチロ基金が創立10周年を迎えるのを記念して、さまざまな活動を行いました。
その一つ目として、日本文化情報センターがあるミンスク市立第5児童図書館の分館に日本文化コーナーを4月24日に設立しました。
文献はチロ基金が今回コーナー設立用に購入したものが多いのですが、分館がもともと所蔵していた日本に関する文献(ロシア語とベラルーシ語に翻訳された日本の昔話、広島の原爆をテーマにした児童書「1945年8月6日広島は語り続ける(伊藤壮著)」、空手の本など。)も追加しました。
現時点では、日本全般に関する雑誌、日本旅行ガイドブック、日本語関連書(露和辞典、漢字の教科書)、ロシア人による日本論「竜安寺の15番目の石(ツベートフ著)」、日本の俳句と短歌集、折り紙の作り方の本、根付の本、日本料理レシピ本、茶道紹介パンフレットなど21冊が閲覧できるようになっています。
そのほか絵や書、折り紙作品などが飾られています。
画像のように今は本棚一つだけの小さなコーナーなのですが、今後少しずつ所蔵文献を増やしていく予定です。
4月24日の日本文化コーナーの開設式には、第5児童図書館の分館の近くに住む小学4年生の皆さんが雨が降る中、出席してくれました。
式典では日本を紹介するお話をしましたが、興味津々で聞き入っていました。これからも家の近くにある日本文化コーナーをどんどん利用して、日本のことをたくさん知ってほしいです。
画像はコーナーの前で記念撮影したようすです。
(着物姿の子どもはTの娘です。着物の紹介をするのを手伝ってもらいました。)
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