チロ基金創立10周年記念式典(5)「日本の伝統文様展」

Date:2007/05/15(Tue)

 チロ基金創立10周年記念イベントの一つとして、4月20日から5月14日まで日本文化情報センター内で、テーマ展示「日本伝統文様展」を開催しました。

 5月2日から8日まで行われた第4回着物展に合わせてのテーマ展示です。
着物によく使われる文様や家紋について知ることができるようになっています。

 やはりベラルーシ人は家紋に一番驚きますね。一家族に一つ、というわけではないですが、日本人全員家紋を持っている、ということにびっくりします。ベラルーシでは家紋を持っているのは貴族の子孫だけだそうです。その貴族もロシア革命時に亡命してしまったので、家紋を持っている人は今はベラルーシではほとんどいません。

 一方ベラルーシの民族衣装には、どれも刺繍で文様(幾何学文様が多い)が施されており、全ての文様に「幸福」や「健康」など意味があるのですが、それは日本人からするとすごいな、と思います。

 このテーマもベラルーシ人の関心が高く、好評でしたので、また来年テーマ展示をしたいと考えてい
ます。 

展示物

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