「芭蕉の詩」のベラルーシ国内公演、1回目と3回目の会場となった室内楽コンサートホールです。
もとはスヴャトーヴァ・ローハ教会というカトリックの教会だったのですが、ソ連
時代に国立フィルハーモニーコンサートホールの所有の室内楽コンサートホールとして利用されてきました。
ベラルーシの独立後、教会としての機能が復活し、現在ミサなどの宗教活動も行われています。
ミサはポーランド語で行われており、近所に住むカトリック信者が集っては祭壇の十字架にお祈りしているのですが、夕方にはその祭壇が舞台に変わって有料のコンサートが毎晩のように開催されているという、何だか不思議な所です。
こんな場所で日本の俳句をロシア語で聞くのですから、「変わったコンサートに行って来た。」という感想を多くのベラルーシ人が持つのも当然かもしれませんね。