ゴメリ州モズィリ市(1型)糖尿病児童協会への支援活動

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第2回−4  2005/10/30

 今回、モズィリ市糖尿病児童協会からの勧めで、モズィリ市車椅子身体障害者協会にもお邪魔しました。
 モズィリ市車椅子身体障害者協会のサイトはこちらです。(ロシア語)

 2年前、糖尿病児童協会のデルノフスカヤさんが、モズィリ市車椅子身体障害者協会の人々と知り合い、その活発な活動を見て、感動し
「私たちも糖尿病児童協会を作ろう!」
と思い立ったそうです。そして本当に糖尿病児童協会を発足させました。

 モズィリ市には約100人の車椅子に乗る身体障害者がいるそうです。その中で24人の若い世代を中心に協会を運営しています。
 この協会では障害者スポーツをしたりして交流し、また座ってもできる仕事に就けるようにと、コンピューター教室も開いています。
 協会の事務所にはパソコンがずらり。これはどうしたんですか? と尋ねたら、社会に貢献できるようなすばらしい企画案のコンテストがあり、それに「障害者向けのコンピューター教室を作りたい。」と応募したら、優勝して銀行のスポンサーがつき、企画が実現したそうです。

 こちらの協会のほうも政府からの援助はほとんどなく、外国からの援助が不可欠だということでした。
 何かチロ基金からお手伝いできることはないでしょうか? と尋ねたら
「車椅子用の空気クッションがあれば・・・。」
というお話でした。普通の布製のクッションでは血行が悪くなり、長時間使えないそうです。
 クッションならたためばかさばらないし、そんなに高価なものでもないと思いますので、前向きに検討しようか、と思いました。
 
 今回はビタペクト2を希望した2名の方に一つずつ渡しました。本当に放射能が減るのなら、ためしに飲んでみたい、というお話でした。ビタペクト2のパンフレット(詳しい説明書)と「放射能と栄養」のコピーも渡しました。

 また寄付金を集めて、援助物資を買い、モズィリに行きたいです。
 今回、多額の寄付金をくださった日本ユーラシア協会大阪府連合と八千代ライオンズクラブの皆様には心から感謝しております。
 援助物資を受け取ったモズィリの人々はみんな、とても喜んでいました。(喜ぶというより、安堵しているようにも見えました。)
 感謝の言葉を直接お伝えできないのが残念ですが、私が代わりまして、厚くお礼申し上げます。本当に助かりました。
 もし、このようなチロ基金の活動にご賛同してくださる方がいましたら、どうぞご協力をお願いいたします。
辰巳雅子
Date:2005/11/03(Thu)