日本文化情報センターの展示品がベラルーシのテレビ番組に使われました

以下はベラルーシの部屋ブログ2008年1月10日の内容より転記編集しました (saba)

2008-01-10

 年が明けてすぐの1月1日深夜、ベラルーシのテレビ局、OHTが放映したお正月特番「パブリンカ New」で、日本文化情報センターの展示品の一つである和傘が小道具として使用されました。

 そもそも「パブリンカ」はベラルーシを代表する作家、ヤンカ・クパーラの代表作ともいえる劇です。内容は簡単に言うと、貧乏なお百姓と恋人同士のパブリンカがヒロインで、その父親が、金持ちの男とパブリンカを無理やり結婚させようとする話。

 今回のテレビ番組ではそのパロディーをしていたのですが、パブリンカたちが住むベラルーシの村で、お祭があり、そこへ世界中から、外国人観光客がやってくるという設定でした。それで、もちろん日本人も来る、ということで、小道具として傘を貸してほしいと頼まれました。
(傘を持ってないと、日本人に見えないのかねえ。)

 実際の放送を見てみると傘はとても目立っていました。
 しかし、ベラルーシフィルムが用意した言う着物は・・・・・日本の着物とはとても思えず、何だか中国の伝統衣装とごっちゃになったような、摩訶不思議な服でした・・・・・(言葉では説明が難しい。)
 「日本人役」として、この「着物」を着て出演していた女性も、たぶん中国人だと思います。(小太りでメガネをかけて、気絶していた。これがベラルーシ人のイメージの中の日本人女性なのか?)

 まあ、ベラルーシの日本人に対する認識なんて、まだまだこんなものなのかも。それにお笑い番組なので、面白ければ、なんでもいい、という意図が製作者側にあったのでしょうね。
 ある意味、新年早々初笑いできましたね。(^^;)
 それに傘は本物の日本製だし、少しでも、ベラルーシのテレビ番組作成に協力できてよかったです。

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