ベラルーシ滞在中に病気になったり、ケガをしたら大変ですね。でも、入国時に強制医療保険に入っていれば、外国人でもベラルーシ国内の病院で診察・治療を無料で受けることができます。
ただし、薬は薬局で購入するので有料です。(入院中の治療に必要な薬は無料です。)
ベラルーシでの生活が始まったら、まず、最寄りの病院、あるいは診療所の位置や行き方を確認しておきましょう。
それからベラルーシの救急車の電話番号は「03」です。公衆電話からでも無料でかけられます。(でも英語は通じないので、自宅住所ぐらいはロシア語で言えるように練習しておいたほうがいいです。)
以上は公立系の病院あるいは診療所での場合です。
この他、私立系の医療機関がありますが、主に「歯科」「眼科」ぐらいです。
歯の治療は公立系の病院でも(無料で)受けられますが、ベラルーシの場合、歯科に関しては有料の私立系の歯医者に行ったほうが無難です。なぜなら、公立系の病院に入っている歯科は、機材が古かったり、虫歯の場合、穴に詰める充填剤の質が悪くて、詰めてもらってもすぐ取れたりするからです。文字どおり「安かろう、悪かろう」です。しかも無料なので、希望者が多く待ち時間もだいぶ取らされます。
少し値段は張っても有料の私立系歯医者の行く方が、結局は安上がりで時間の節約になります。(私立系医院には入国時の強制医療保険は無効ですので注意。)
ベラルーシの医療事情につきましては、マタニティ・レポート(特に(2)「診療所と病院と産院について
」)や出産レポートも参考にしてください。
by ベラルーシのT
2003/5
|