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ミンスク第107番幼稚園「つるのおんがえし」

上演のレポート(2)

 これは家に帰ったよひょうが、妻がお茶を点てているのを待っているところです。
 タチヤ―ナさんは
「日本と言えば茶道ですよね。」
といろいろ詳しく私にきいていたのですが、実際にはティーカップに入れた泡だて器をかきまぜるという、すごい茶道でした。でもまあ、幼稚園児にしては茶道の真似だけでもハイレベルかもしれません。(後ろでツル役の子が覗いていますが、これは一応舞台裏です。)

 ところで、原作の民話にはよひょうにはちゃんと名前がついていたけれど、妻のほうには名前がなく(私は原作を読んでいないので分かりませんが、ロシア語だから「よひょうの妻」とか「彼女」とかで表記されていたのだろうと思います。)しかし、劇にするとなると、名前がついてないと不都合なことがときどきあるので、タチヤ―ナさんは考えてよひょうの妻に名前をつけました。
 それが私と全く同じ名前!
 いやあ〜〜〜〜。聞いていてすごく変な気分になりました。
 でも、タチヤ―ナさんからすれば、私の名前以外に日本人の女性名を知らないのだから、他に思いつかなったのは仕方ないのですが・・・。
 
 ちなみに子ども達の衣装(着物)はタチヤ―ナさんの指導により、それぞれのお母さん達が手作りしたものです。
 カーテン生地が多かったのですが、よく見ると女の子の着物にはポケットがついていました。(バスローブか何かと間違えてない?!)
by 日本文化情報センター代表 辰巳雅子
Date:2003/04/10
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