2000年9月10日
2015年1月2日 一部改訂
日本文化情報センター代表
チロ基金現地責任者
辰巳 雅子
「べラルーシの部屋」が運営開始されてから、チロ基金のことやセンターの活動がずいぶん、多くの方に知られるようになりました。そのおかげで、遠く日本から直接、私宛てにセンターへ展示物など寄贈の品を、郵送してくださる方も現れるようになりました。郵送費はやはり、たくさんかかりますので、そのような方々のお心に、いつも深く感謝しています。
しかし、ベラルーシの郵便事情が日本のそれとは違って、サービスのレベルが低いことから、実は小包を受け取ることが大変なのです。
例えば、EMSという国際小包のサービスは宛先の住所まで持ってきてくれるのが原則のはずなのに、配達員が我が家にやってきたとき、たまたま留守にしていると、(しかもいつも昼間やってくるので、共働きの我が家はいつも留守なのです。)「宛先までの配達サービスは1回だけ。」といったことを書いた通知の紙切れをポストに投げ込んで、帰ってしまいます。仕方ないので、身分証明書(パスポート)を持ってEMS事務局のある中央郵便局まで、バスと地下鉄を乗り継ぎ、小1時間かけて取りに行かなくてはいけません。
取りに行ってみれば、ものすごく重くて、大汗をかきながら、持って帰らないといけないこともありました。また逆に車で取りに行ってみたら、すごく軽い小包だったこともあります。
しかも、受け取りのときはパスポート番号などを受取証明書にいちいち書かなければならず、本人のサインも必要なのです。私が病気などで取りに行けない場合、「主人に私の代理として取りに行ってもらいますが・・・。」と電話で頼んでも、EMSのお姉さんは「本人の署名が必要ですから、ご主人といえど郵便物を渡すことはできません。」と冷たくいうのです。
それで、申し訳ありませんが、直接私宛てに寄贈品を送ってくださる場合は、送付先住所にご注意いただきますよう、お願い申し上げます。
★高価ですが、安全性が高く、早いのはやはりEMSです。万一、紛失しても、追跡調査をしてくれます。
EMSの場合、宛先を日本文化情報センターにしてください。住所は以下の通りになります。
To:Ms.TATSUMI MASAKO
INFORMATION CENTER OF JAPANESE CULTURE
CHILDREN'S LIBRARY NO.5 2F
48 RUSSIYANOVA St., MINSK,220141
BELARUS
それから、残念ながら、ベラルーシの郵便局員&税関吏のモラルのレベルは低く、きれいな日本の記念切手を貼って投函されますと、私の手元に届く頃はそれらが剥がされた状態で届きます。
地味な普通の切手なら大丈夫です。(悲しいことですね。)
御厚意を受け取る側なのにお手数をおかけしますが、これからもどうぞ宜しくお願いします。
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