これもシャガール美術館の近くにある、州庁の建物です。1806年に建設されました。 1812年7月16日、フランス軍はビテプスクに入り、占領しました。そのとき、ナポレオンはこの州庁に宿泊しました。 その後モスクワ遠征が失敗し、フランス軍が退却するときもビテプスクはその通り道になり、同年10月26日ビテプスクは占領から開放されました。
ビテプスク州には湖がたくさんあるのですが、ナポレオンはロシアから奪ってきた財宝を、どこかの湖の底に沈めて隠したそうです。 その湖はどこにあるのか、まだ確定されていません。今も行方不明になっているロシアの財宝が、ビテプスクの湖の底から発見される日が来るかもしれませんね。
by ベラルーシのT Date:2004/08/18
|