ミンスクから車で2時間半ほど南へ行ったところにある、ブレスト州ガンツェビッチ地区アガレビッチ村の風景をお伝えします。
ここは厳密に言うとアガレビッチ村ではなく、その近くにある
養殖池です。
「どんな魚を養殖しているんですか?」
と連れて行ってくれたおじさんにきくと
「カマスと鯉。」
という返事でした。ベラルーシでは魚っていうと、やっぱりカマスなのかな・・・。
で、養殖池に行ってみれば、どう見ても普通の湖・・・。本当に養殖なんかやってるんだろうか? といぶかしがる私にしてくれた説明は
「この辺りは小さい湖がたくさんかたまっているので、この湖はカマス、あっちの湖は鯉、という具合に放流して養殖をしている。ちゃんと餌付けもしている。」・・・でした。
人工のいけすのような物は皆無。
ちなみにこの画像で釣り糸を垂れているのは鯉の養殖をしている湖です。(^^;)
浮きをつけた釣り針に餌をくっつけて鯉を釣るのですが、餌は、黒パンとふかしたじゃがいもをこねた物。
魚釣りの餌にもお国柄が・・・。(^^;)
写っているお子様二人は、案内をしてくれた養殖所のおじさんの子どもさん。
座っているのはS夫。長靴を履いているのは一緒に行った友達。
(9月なのにこの寒そうな格好をご覧ください・・・。)
ミンスクからやって来た私たちは全く何も釣れませんでしたが、この帽子をかぶった男の子、7歳なのに、一人次々太った鯉を釣り上げ、さすがは地元のお子様でした。
でも子どもにとっては太った鯉(体長20センチぐらい)を釣り上げるのはやっぱり重いらしく
「うーん、うーん」とうなりながら釣っていまいした。
私は何も釣れないので退屈し、ふと岸辺を見ると、蛙がぷかぷか浮きながら泳いでいたので、
「どうせ、こんな餌じゃ釣れないだろう。」
と思いつつも、蛙の鼻先に釣り針を垂らしてみました。
そしたら、蛙が釣れました・・・。ベラルーシの蛙は黒パン&じゃがいもで釣れるのです!!!
さすがベラルーシの蛙! (2000/T)
- 作品名
- ブレスト州 ガンツェビッチ地区 アガレビッチ村 魚の養殖池
- 登録日時
- 2007/02/04(日) 23:54
- 分類
- 夏