箱人形劇
箱人形劇 2--舞台裏
舞台の箱を裏から撮った画像です。人形のモデルは死神さん。(^^;)
このように人形には下で持てるよう棒がついています。舞台の床にもこのように細長い溝があって、その上を人形が歩いているように下から操作します。
また舞台装置の窓は、表から見ると装飾、裏から見ると人形の状態が操作している人に見えるように覗き窓の役割を果たしています。光線の加減で人形師がこの窓を覗いている様子は観客には分かりません。うまく考えてあります。
この死神さんには透明な糸が腕についていて、その先は人差し指が通せる輪っかがついています。拳銃を撃つような感じで、この糸を引っ張ると持っている鎌がぴょこぴょこ動きます。
「ヘロデ王」のクライマックスでこの死神が王の首を切るシーンがあるのですが、何とヘロデ王の首もちゃんと取れてしまうように仕掛けがしてありました。
ここまで凝った人形だと思っていなかった私は本当にびっくりしてしまいました。おそるべし、箱人形劇! 侮ることなかれ。(^^;)
(2000/11 by T)
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