ハンバーグ

 「ハンバーグなら日本にもあるぞ。」とみなさん思うでしょう。

 ベラルーシのハンバーグはちょっと作り方が違うので、普段と変わったハンバーグを試してみたい方はどうぞ。

 材料は日本のハンバーグと同じです。

 ただ、少し作り方が違います。まず登場するのがこの挽き肉器

 ベラルーシの家庭では、自分で挽き肉を作るのが当たり前。挽き肉は売られていますが、「パンがたくさん入っていて、肉の割合が少ない。」「何が混ざっているのか分からない。」と不評で、あまり人気がありません。そこで、この挽き肉器がどこの家庭にもあります。

 ハンバーグ用にはまず豚肉、牛肉、玉ねぎ、にんにく、パン(水でふやかして柔らかくしておく)を全部、挽き肉器に入れます。 日本のハンバーグとの違いは、玉ねぎも生のまま挽いて肉と混ぜてしまうことでしょうか。 挽く順番にこれといった決まりはありませんが、パンを最後にすると、挽き肉器の内側にかすが残っても、もったいなくありませんし、洗うのも簡単。

 その後、卵を入れ、塩、胡椒をしてよく混ぜ合わせます。 タネはちょっと固めにしてください。柔らかすぎる場合はパン粉を混ぜて調節してください。

 そして丸めますが、大きさは日本のより小さ目に(二口サイズ)にしてください。それからフライパンで焼きます。

 フライパンで焼いてる横に鍋を用意します。 深さ2センチぐらいになるぐらいの水をいれて火にかけて、沸騰させ、沸騰したら弱火にします。 そこへハンバーグを焼きあがったらすぐほうり込みます。 鍋にはふたをしておきます。こうして、どんどん蒸していきます。これで、ふんわり柔らかいハンバーグが出来上がります。 ただ、ハンバーグの数が少なかったり、柔らかすぎると形が崩れ×なので注意してください。(もし形がどうしようもなく崩れてしまったら、そのままトマトソースかケチャップを加えてミートソーススパゲッティのソースにしてしまいましょう。(^^;)

  もし残ったら鍋ごと冷蔵庫へ。次に食べるときは鍋を火にかけてまた蒸します。水が少なかったら、少し足してください。これで、いちいち焼き直さなくていいのでこげるのを心配しなくていいから 便利、、、と思ったけど、よく考えたら、日本の一般家庭には電子レンジというものがあることを思い出しました。  

 パンをふやかす水を牛乳に代えたり、蒸すときに鍋にお好みのハーブを入れて香り付けをしたりして、自己流のバリエーションを試してみてください。  

 ちなみにベラルーシの人はハンバーグに、ソースなどはかけないことのほうが多いようです。でも、いろいろ試してハンバーグを追究してみてください。

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