体験談いろいろ

ベラルーシを旅行された方からの体験談をまとめています。
いろんな感想がありますので、ご参考まで。

【注意】
 このページに載せているのは、あくまで体験談です。あなたが旅行する際、以下に載せている内容と同様の経験をするかどうかはわかりません。このことを理解された上、お読みください。

体験談はそれぞれの方がご好意でお寄せ下さったものです。無断転載はおやめくださいね。

2005年2月に旅行された方から


ミンスク駅前の夜の風景
・経路について
オーストリア航空利用 
フライトスケジュールは・・
(往路)
 成田(NRT) 発AM11:00 → ウィーン(VIE)着PM4:00
 ウィーン発(VIE)PM8:00 → ミンスク(MSQ)着PM11:00

(帰路)
 ミンスク発AM5:30 → ウィーン着AM6:30
 ウィーン発AM11:00 → 成田着AM9:30(翌日)

ミンスク→ウィーン 時差1時間 ウィーン→日本時差8時間

時間は全て現時時間なので、実際の体感時間とは違います。成田-ウィーン間は大体12時間ぐらい、ウィーン-ミンスク間は4時間ぐらい(だった)なので実質ウィーンでの待ち時間も含めて成田から20時間ぶっ通しの飛行機旅行〜という感じだと思います。こういう行き方もあります(saba)

 現在オーストリア航空で、ウイーンに1泊しなくてもその日のうちに乗り継ぎできる便があります。これがそのフライトスケジュールなのですが、季節によって微妙に時刻が変更されたり、またこのフライトは毎日はないので、ご注意下さい。
 この便で行くと、ベラルーシでの滞在時間が延びます。ウイーンよりベラルーシでの滞在を多く持ちたい、という人には適しています。
 しかし復路のミンスク発AM5:30がきついですね。夜中の3時半ごろには空港に着いているのが望ましいので、夜間十分な睡眠をとることができません。そしてウイーンでの待ち時間もけっこう長いうえに、やはり睡眠が取れないので、しんどい方法です。体力に自信のある方、寝不足になっても平気、という方なら大丈夫でしょう。(T)

ビザを取得した後、強制緊急医療保険窓口で手続きを済ませ、無事入国出来ましたが、バッグがウィーン → ミンスクの飛行機に乗らなかったのでウィーンに置いてきたと言われびっくりしました。

荷物が届かないということは、ベラルーシに限らず、発生するみたいですね。各国旅行トラベル編のような本を読むと、たいてい○×語会話集の中に「Baggage Claim(荷物受取所)で待っていたけど荷物が出てこなかった場合の会話」が載っています。ちなみに私も2001年の夏、ベラルーシからの帰り、ウィーンからザルツブルグへ飛行機で移動したとき、同じ目に遭ったことがあります。(saba)

入国すると、ロシア語で書かれた紙に滞在先・持込現金などを記入します。全て知人にやってもらいました。
空港からは、知人の車で滞在先のベラルーシホテルに向かいました。

観光は、ミール城・バレー・オペラ・サーカス・ミュージアム(昔のベラルーシの生活を再現した所)大きな風車に行きました。

買い物は、グム・ツンの国営デパート ミンスクのスーパーマーケットなど
買い物をして、袋をくれない事に驚きました。ビニール袋は購入300ベラルーシ・ルーブルと記憶にあります。

 ヨーロッパでは、資源の無駄遣いをやめる、という環境上の目的もあって、お買い物袋を出さないところが多いようです。日本も徐々に袋を出さない方向に向かっていますね(saba)
 スーパーや一般店では買い物袋は購入しないといけません。(ヨーロッパの国はほとんどどこも、そうだと思うのですが・・・)
 ただ市場では野菜や果物、お肉などを買うと、ただでビニール袋に入れてくれます。(T)

・食事
 昼食 知人の家でお母さんの手作り料理(これが一番おいしい) ボルシチ・ドラニキなどなど
 夕食 レストラン 一人$10程度でした。

ミンスクのマクドナルドに興味本位で入りましたが、子供のお誕生会がありその他すごい人でびっくりしました。値段は、あまり覚えていません。(英語が通じなく写真を指差しオーダーしました)

行く前に、何も無い国と言われていましたが、物価が安く芸術に溢れた国と印象があります。
しかし、道路が悪くいたる所に穴が開いているし車が来ているのに平気で歩行者が横断して来る事にも驚きました。
今回は、滞在期間が短かったのでミンスクだけでしたが次回は色々と回って見たいと思います。
短い滞在でしたが、驚きの連続でした。まさに不思議の国ベラルーシ! とても温かい人ばかりでした。

道路の穴について
 ベラルーシは1年を通じて寒暖の差が大きく(夏は気温約30度、冬はマイナス20度)アスファルトやコンクリートなどの腐食の進み具合が激しいです。
 主要道路や幹線道路などは穴が開いても、すぐに補修するのできれいですが、裏通りは・・・無残なところが多いかも。
 それから運転者のマナーも、通行人のマナーも悪いので、交通事故には十分気をつけてください。(T)(sabaより:沢山の情報ありがとうございました!画像は情報と一緒に送って下さった写真です。夜の風景はベラルーシの部屋にはまだなかったので、ご紹介させていただきます)

2004年末にミンスクを訪問された方から頂いた情報です。

・ミンスク市内マップを入手する方法
 事前の入手で苦労した一つにMinsk市内のマップがないということでした。
 最も詳しいマップが、地球の歩き方に載っているマップがそうでした。
 そこで、1人で在日ベラルーシ大使館に行き、マップがないかとたずねたとこと
 快く、詳細なマップを譲っていただきました。(今後、殺到すると譲っていただけなくなるかもしれませんが)
 大金を払って、海外マップを買うより断然よいです。
 少なくとも私が手に入れたレベルのminsk詳細地図は東京中さがしてもどこにも売られていませんでした。

 1997年に初めてミンスクを訪れた際、私は街中のキオスクだったか本やだったかでミンスク市内の地図を買いました。ただ、このときはTさんかTさんの旦那様に連れて行ってもらった記憶が・・。今ではネットで何でも買えちゃうのでアマゾンで調べたら、ミンスクの地図は出ませんでしたが、ベラルーシの地図なら3件ありました。他のサイトでネット通販しているかもしれませんね)(saba)
 日本国内ではヨーロッパ輸入雑貨店の「Vesna!」(http://vesna-ltd.com/)で少数ですが取り扱っています。
 ただし、日本語版や英語版ではなく、ロシア語版です。(現在のところ)
 どうしても事前に入手しておきたい、ロシア語でもよい、という方は問い合わせてみてください。
 でも、ミンスクへ到着してしまえば、書店や駅、キオスクなどで、たくさん売られています。到着してから購入してはいかがでしょうか?
 ただ、日本語版は販売されていません。また英語版も非常に小部数しかなく、入手困難だと思います。(T)

・日本料理について
 Minsk市内には、2004年末現在、少なくとも私が知る限り日本食レストランは3軒ありました。
 そのうちのすし屋は、それなりに本格的で、海外で食べるすしとしては、そこそこのレベルだと思いました。
 料金は、6人(1人日切り一皿)で35000ベラルーシルーブルで、他のレストランに比べると桁違いに高いと感じました。

今年(2005年)の初めに新たにおすし屋さんが開店し、日本食を出すお店(100%日本食レストラントでないが)を含めると(ベラルーシの)友人の知る限り5〜6店あるようです。

・日本料理について
 
 35000ベラルーシルーブルというのは、日本円に換算すると、1700円ぐらいです。これって、6皿で1700円ということですか? 今や日本食レストランは何軒かあり、また一見普通のレストランに見えるところで、日本食メニューを特別に置いているところもあります。
 私は日本料理レストランへ行ったことが一度もないので、はっきりとは分かりませんが、行ったことのある人たちの話を総合すると、平均で握り寿司1個が、100〜200円ぐらいなので、日本で食べるより、割高な値段ですよね。(平均的ベラルーシ人は、日本レストランでは値段が高すぎて食事できないでしょう。)
 某日本食レストランでお寿司を食べたら、お腹をこわした人もいるそうなので、これから暑くなる時期、ご注意下さい。
 お寿司に限らず、ベラルーシでは夏、海産の魚介類は注意するほうがいいと思います。なぜなら、ベラルーシは海がないので、海産物のほとんどを冷凍して外国から輸入しているのですが、運送中の管理が悪いと、途中で溶けてしまったのを再度冷凍し、販売している可能性もあるからです。
 魚や海老を買って食べたら、お腹をこわした人が人種を問わずたくさんいます。
 ちゃんと火を通したものを食べるようにするなど、気をつければ大丈夫です。(T)

・emailについて
 私はホテルベラルーシに泊まったのですが、ホテル内にビジネスセンターがあり、そこではインターネット環境が整っていたので、メールを使うことが出来ました。(10分:300ベラルーシルーブル)

画像は情報をお寄せ下さった方から提供していただいた、ミンスクのおすし屋さんです


2003年12月に旅行された方より

・食事について
 日本食ははっきり言って美味しくありませんでした。
・人について
 いい人も悪い人もいます。これは日本を含めて世界共通でいます。ただし初めての渡航の際、特に言語が通じない場合、現地で自国語で話し掛けられると安心してしまいそうですが、これが結構危なかったりします。ロシアの方はいい人も沢山いますが、それは基本的に友達である事が前提のようです。
 日本人の常識で物事を考えないほうがいいようです。例えば買い物をしても店員さんは笑顔では接してくれません。どちらかと言えば無愛想です。でもそれが悪い事なのではなく、普通の事なのです。
 又、むやみに笑顔で話し掛けないようにして下さい 馬鹿?と思うらしいです。(日本人を知らないロシア人)

 笑顔で話し掛けてくる日本人を「この人馬鹿?」とロシア人全員が思うとも思えませんが・・・。まあ、いわゆるジャパニーズ・スマイルはロシア人でなくても日本人以外の人種にとっては不可解なものらしいですから。
 また、「日本人のジャパニーズスマイルのことをロシア人は知らないから、困っちゃう。」と思うのも・・・ねえ。日本独特の習慣を世界中の人が知っているとは限らないのだから、笑顔で話し掛けたのを分かってもらえなくて、「これは日本人をロシア人は分かっていないからだ。」と言い切るのは、ちょっと言い過ぎ・・・と私は思うんですけど。
 海外へ行って外国人に日本人のこと(習慣など)を理解してくれてないと、そんなにさびしく感じるのでしょうか? 逆に日本人は世界の多数ある民族の習慣や考え方、接し方、お付き合いする上での注意点などなど、どれだけ理解し把握しているのでしょうか?(T)

 この体験をされた方はもしかしたら、いわゆるロシア的な接客文化、人付き合いをはじめて体験されたのかもしれませんね・・・無愛想な店員は確かに私もはじめてみたとき、おおこれがうわさに聞く!とちょっと感動しました。(saba)