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ミンスク市立第41番学校創立50周年記念式典

その3

 科学アカデミー第2会議室に教職員、卒業生など学校関係者約500名が勢ぞろいしたところで、いよいよ式典の始まりです。
 まずは校長先生からご挨拶。(白い服の女性)
 舞台の上にいる男女は司会役の先生です。
 男性の先生は数学の先生で、女性の先生は生活指導の先生だそうですが、このように肩もあらわなイブニングドレスをお召しになっています。
 日本の学校じゃ考えられないですね。

 校長先生からの挨拶の後、来賓や卒業生からの祝辞が順番に述べられました。
 私も日本人来賓代表(^^;)ということで、壇上に呼ばれてお祝いの言葉を伝えました。
 そのときに、日本の剣玉と独楽、それから図書室用に日本についてロシア語で書かれた文献を学校に寄贈しました。
(他の来賓、例えば日本で言うところの教育委員会のえらいさんなどは、学校にコンピューターを寄贈していました。)

 その後、舞台後方にあるスクリーンで、現在の学校の紹介や数日前に行われた卒業式の様子が映像で紹介されました。
 さらにこの学校の生徒さんや卒業生の方々が、バイオリンやギター、ツィンバロム(ベラルーシの民族楽器)の演奏を発表しました。

 この画像もこの学校の生徒さんが社交ダンスを披露した様子です。
 場所が狭くて、踊りにくそうでしたが、それでもこのように華麗なるダンスで、盛り上げてくれました。

さらにこの学校の卒業生で、現在歌手となったビクトリヤさんが登場。
このようにドレス姿です。
やっぱり日本じゃ考えられませんねえ。

 最後には空手クラブの子どもたちが、技を披露してくれました。
 後ろにはコーチの方々が、トレーナー上下に今まで獲得してきたメダルをじゃらじゃらつけて、教え子たちの成長を目を細めて見守っていました。これからもがんばれ、子どもたち!

 こうして夜の9時近くまで、記念式典は盛大に行われたのでした。
 いやあ〜 第41番学校のパワーを見せ付けられた思いでした。
 それ以上に、日本の学校の創立記念式典とはちがうなあ〜と思いました。
 もし自分の担任の先生(女性)が、肩の出るドレスを着て司会進行役をしたら、みなさんどう思います?>日本人の皆様。
 これもお国柄なんでしょうね。
 とても楽しく、いい経験になりました。
 これからもベラルーシで見たびっくりをレポートしていこうと思っています。

2004/06/24 辰巳雅子

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