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ミンスク市立第41番学校創立50周年記念式典

その1

 「日本文化情報センターの活動 ひな祭りの紹介」で、2004年3月3日、ミンスク市立第41番学校にて、ひな祭りの紹介を行ったことをご報告しましたが、6月1日にこの学校の創立50周年記念式典に招待されたので、行ってきました。 
 第41番学校は1953年に創立され、すでに50年を越える歴史を持つ学校なのですが、それだけではなく、美術や数学、空手などにも力を入れているという学校です。
(学校について詳しくはこちらをご覧ください。)

 ベラルーシの学校の創立記念式典になんて、なかなか行くことができないのではないかと思って、行って来たわけですが、いやはや〜 ベラルーシの学校ってやっぱり日本の学校とは違うということを改めて感じました。

 記念行事自体は1か月も前から、校内で毎日のように行われ、最終日である6月1日に最後を締めくくる記念式典が行われたのですが、私はそれに招待されました。
 まず午後4時に学校へ行くと、卒業生のみなさんが校舎の中にも外にも大勢集まっていて、思い出話に花を咲かせていました。

 画像はその校舎のようすです。さすが、50年前の建物だけあって、外観もなかなか立派です。我が家(新興住宅地)の近所にあるコンクリート建ての学校とはちがいます。

 校舎の中には美術専攻の生徒さんの作品がたくさん展示されていました。どれもこれもとても上手な絵で、びっくり。
 また最近、ベラルーシの伝統文化展示コーナーを空いていた教室の中に作り、ベラルーシの各地で集めてきた昔の生活用品や、機織、糸車などの展示を見ることができました。放課後、希望する生徒は、機織を体験できるそうです。うらやましいですね。
 さて、講堂では生徒さんたちが、劇や歌などで、創立50周年をお祝いしていました。画像はその様子です。

 並べられた椅子に風船がくくりつけられ、楽しい雰囲気でした。

 記念式典そのものは午後6時開始、ということでしたが、会場となるのは、学校ではなく、何とベラルーシ科学アカデミーの会議室を借り切って行う、というのですから驚きです。
 校門の近くに借し切りバスが2台用意され、それに教職員、来賓の方々が分乗して、科学アカデミーへ移動しました。

2004/06/24 辰巳雅子

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