文化の日」講演会

アガレビッチ村学校にて(3)

 講演会は日本文化をテーマに行いました。
 日本語についてや、簡単な日本の地理や自然についての紹介、生け花やひな祭り、端午の節句などについて話しました。また折り紙についてのロシア語のビデオを上映しました。
 この学校には紙風船やこけし、剣玉、などの伝統的な玩具、「芭蕉の詩」のCDを1枚寄贈しました。この学校にはコンピュータ教室もあるため、「芭蕉の詩」CDに収録されている、コンサートのビデオクリップも見ることができるはずです。
 また寄贈はできませんでしたが、着物の帯を見せると、その長さに大変驚いていました。
 
 話が一通り終わると、質問が飛び交いました。本当に元気で好奇心旺盛な生徒さんたちでした。
 多かった質問は意外に地理に関してでした。たとえば「富士山はどの島にあるの?」「この前、地震があったところはどこですか?」「日本には川が何本ありますか?」「あなたが生まれた町はどこですか?」
 ・・・などなど。幸い日本地図を持って行っていたので、それを広げて説明することができました。本当に地図を持って行ってよかったです。
 このほか、やはり自分たちと同じ日本の子どもの生活に興味があるらしく、質問が多く出ました。
 「日本の学校の通信簿の評価はどうなっていますか?」「日本にもピオネールのような全国組織がありますか?」といったまじめなものから、「日本の子どももディスコへよく行きますか?」といった質問など。

 講演会が終わった後も、近くにやってきて、「漢字を教えてほしい。」という生徒さんもいました。
 しょっちゅうは無理ですが、1年に1回ぐらいはアガレビッチ学校で講演会ができたらいいな、と思いました。先生たちからは「次回は日本美術について詳しく話してほしい。」といった要望が出されました。

 画像は会場の様子です。私は壇の上にずっと座らされていたので、このような角度での撮影になりました。
 集まった生徒さんの数はほぼ生徒全員にあたる200人でした。
 講演会の後、生徒さんたちがお礼のコンサートを開いてくれました。

辰巳雅子
Date:2004/11/16