帯は5本、帯締め2本、帯枕1、帯板1、髪飾り2、草履1足、下駄1足。
あと、着物のポスター8枚。
帯と帯締め各1本と留袖と振り袖は、女優の榊原るみさんからのご寄贈です!!!
本人ご着用のお着物です!
浴衣は99年さばさんと一緒にベラルーシへ来たYさんがくださったもの。
羽織と袴はS夫のです。(^^) 私がプレゼントしたもの。
ポスターは日本ベラルーシ市民友好協会からのご寄贈。
あとは全部、私の母から。
みなさん、ありがとうございます!!!
着物展開催は、着物を吊り下げるためのロープを張るところから
始まりました。それをしたのは、S夫、甥っ子のSゲイ(えすげい)、
そして、S夫の2番目のお兄さんである勝さん。
(まさるさん、と読んでね。勝さんと言っても日本人ではありません。私が勝手に名づけた。)
ありがとう、S夫の親戚のみなさん! (よく考えたら、私にとっても親戚だ・・・。)
そして、着物をぶら下げるための特別ハンガーはS夫が作成しました。
今回の着物展に関しては、唯、順番に見て終わり、にするのではなく、案内時間を
決めて、案内嬢(?)のTが、1枚1枚、お着物の説明をロシア語でする、
という方法を採りました。1回の案内につき15人までの入場制限、
完全入替制、途中入場不可、所有時間約30分、質問もちろんOK、さらに
入場料無料という、懇切丁寧な展示会です!!!
これでベラルーシ人のあなたも着物通に!
というわけで始まったのです。が、肝心の私が事前にドイツへ行っていたので、
前宣伝が直前宣伝になってしまい、このままでは、初日は誰も来ないのではないかと、
心配しておりました。でも、蓋を開ければ、3回の案内で21人来てくれたので、
ちょっと安心。(^^)
もうすでにグループ予約の入っている日もあるので、今後に期待しましょう。
1日に3回か5回のご案内があって、最終日31日までに70回になる予定です。
私は70回も同じ説明を繰り返さないといけないのですね。ひええ。
でもお客さんの年齢層や性別、興味、質問に合わせ、説明の内容も微妙に変える
つもりです。
初日の今日、来てくれたベラルーシ人のみなさん、ありがとう!
私の咳のまざった
鼻声の案内によく我慢してくれました。(^^;)
「袖が長いのは未婚女性が着る着物」というだけで、「ほほー!」
とみんな
感心してくれましたよ。(^^)
そんなわけで、午前中は心おきなく、センターで一人、のど飴をなめつつ、
はなをかんでいたのでした。(話が汚くてすみません。)
おかげで、風邪もようやく峠を越したようです。あー、やれやれ。
午後は例の毎週月曜日に来る学校居残り組(と言っても、悪いことをして学校に
残されているのではなく、夕方まで保育園のように保護者が来るまで、学校で預かって
もらっている子供たちのこと。詳しくはこちら)がやって来ました。
でもまだみんな小学校1年生だから、着物、と言っても、「?」って感じでしたが、
さすが、女の子は熱心に見ておりました。
男の子はすぐ飽きて、隅のほうでごちゃごちゃ暴れ(?)出すし、7歳にして、
やっぱり、男と女は異なる人種だわい、と感心していました。(^^;)
それで、「何か分からないことがあったら、この日本人のお姉さん(=私)に
きいてみよう。」と言ったら、
(男の子)「はーい。ジャッキー・チェンと会ったことはありますか?」
ああ、着物のことはきいてくれないのね。とほほ。
で、ない、と答えると、
「どうして同じ日本人なのに、会ったことがないんですか?」
仕方なにので、ジャッキー・チェンは中国人だから、会ったことがない。と
答えると、納得していた・・・。
もう、このジャッキーには私はすでに耳たこ状態。
もうちょっと、いろいろ集まったら、センターでよくある質問ベストテンと
いうのを作って、まとめて壁に貼り出そうと思っているのですが、このジャッキーが
もうすでにベストワンの座、間違いなしですよ。
他にはどんな質問がベストテンに入るか、楽しみですね。(^^;)
「ジャッキー・チェンは日本人ではない。」に続いて
「日本人でも目の大きい人はいる。」(私の顔を見て「あなたはどうして目が
細くないんですか? 日本人じゃないんですか?」ときいてくる。日本人=浮世絵の
美人画みたいな顔をした人ばかりだと思い込んでいる。)
「現代日本人は字を書く時、いつも筆を使っているわけではない。」
「さむらいはもういない。」(じゃあ、どこへ行っちゃったんですか?
と
つっこまれると、答えるのが結構めんどうくさい。)
「切腹は単なる自殺ではない。」(日本人はみんな自殺するとき、腹を切っていると
思っている人もいる。みんながみんな、三島由紀夫じゃないのよ。)
「芸者=売春婦ではない。」(日本に行くと、道端にああいう着物姿をした売春婦が
大勢立っていると思っている。あるいは日本では売春婦はみんなああいう格好をしなく
てはいけない、と思っている。)
最後の二つの質問は大学で働いていたとき、学生にきかれた質問です。他に
「日本のタクシー運転手は白い手袋をはめているそうですが、それは何のためですか?」
という質問もありました。
そういや、どうしてだろう? ベラルーシのタクシー運転手はそんなものは
はめていない。
分からないので、その後日本に一時帰国した時にタクシーに乗る機会があったので、
直接、運転手さんにきいてみました。そしたら、「汚れを防ぐため。」という平凡な
でも真っ当な答えしか返ってきませんでした。
「色が白なのは、汚れが一番目立つ色だから。」
真っ当でしょ? でも、最初にこんな決まり(?)を作った人は誰なんだろう?
やっぱり、日本人なのだろうか? 違うような気がするけど、詳しく調べてないので
分かりません。一応、質問をした学生には「単に汚れを防ぐためらしいよ。」と
答えておきましたが・・・。
話がそれましたが、着物展2日めは全部で約30人の来場でした。
ろくな宣伝をしていない(=お金のかかる宣伝方法は採っていない。)わりには
まあまあの滑り出しですね。(^^)
また何か着物展でおもしろいことがあったら、書きます。
それでは、今回の着物展に来た人たちからの質問集です。
「着物にはポケットはないんですか?」
「ボタンはどこですか?」
「日本人は体が小さいのに着物はどうしてこんなに長いの?」
「着物、売ってくれませんか?」(値段を聞いて倒れていた。)
「着物展が終わったら、着物は日本へ送り返してしまうんですか?」
「お願い、着物、着てみてー!」
私が着物を着て「いらっしゃいませー。(^^)」とお出迎えしてくれると
思っていた人、期待を裏切ってすみませんでした。(^^;)
ベラルーシには非常に少ない私立系孤児院で、一般的な国立系孤児院に比べると
環境もリッチだそうですが・・・様子を見に行ったら、またべラ部屋でご報告します。
子供たちは質問バンバンを出す、元気な子供ばっかりでした。(^^)
この孤児院で刺繍を教えている先生が、私の知り合いで、着物展の招待状を送ったら、
子供たちと来てくれたので、写真を撮りました。(^^)
さて、写っている着物のうち、赤いのと黄色いのは榊原るみさんご寄贈の物です。
黒留袖は私の母から。 左のほうに写っている黒いたんすみたいなものは、
展示品のケースです。 左上の壁に貼っている日本画は日本ベラルーシ市民友好協会から
いただいた (元はカレンダー)です。
2月永江さんに持って来ていただきました。(^^)