9月4日〜10月1日
テーマ展示「日本の紙文化」にあわせて特別展示「紙の世界」を開催しました。
・・・と説明すると「紙文化」のほうが本流で、「紙の世界」のほうが支流のよう
に聞こえますが、蓋を開けてみれば、立場が逆転してしまいました。
私自身も、「紙の世界」の展示のほうは、夢中で撮影したのに、はっと気がついた
ら「紙文化」の展示はちゃんと撮っていない有り様・・・。( ̄□ ̄;)
まあ、いいかあ・・・。「紙文化」のほうは展示ケース一つしかスペースを占めていなかったし。(^^;)
さて、特別展示「紙の世界」とは何かと言うと、つまり、折り紙展のことなのです。
と言ってもただの折り紙ではありません。ベラルーシの子どもたちの手による作品展なのです。
ベラルーシには各行政区ごとに子ども会館があり、そこで実に多種多様のクラブやXX教室と
いうものが、活発に活動しています。
その中でミンスクのペルボマイスキー区立子ども会館には折り紙クラブが存在し、
日本の文化である折り紙を、ベラルーシの子どもたちは器用に吸収、そして自ら
の工夫を加え、進歩進化させているのです!
ベラルーシの学校では、折り紙を授業に取り入れている学校もありますが、このクラブはそんな
半端なものではなく、年末になると紙で巨大クリスマスツリーを作ったり、服も作ったり、さらには新
たな折り紙の作品を考案したり、とにかく器用、かつ、折り紙に青春・・・じゃなかった子供時代をか
けているような、お子様たちの集団なのです。
何せ、この子どもたちはミンスクで開かれたありとあらゆる折り紙コンテストに参加しては、いつも
優勝してしまうし、紙代を得るために、時々折り紙で花を作っては、公園で売っているそうですが、
それがちゃんと完売してしまうという、ハイレベルのクラブなのです。ひえー。(@0@)
この折り紙クラブの子どもたちは、器用であることもさながら、日本への関心も
並々ならず、ときどきセンターへ遊びに来てくれます。しかもセンターにある折り紙
の折り方の本を見ても「こんなのは簡単すぎてつまらない。」とそっぽを向く始末。
前から、一度センターで作品展しましょうよ。と言っていたのですが、それが今回実現しました。
このクラブの好きなテーマはクスダマで、今、たくさんのクスダマがセンターにぶらさがっています。
どうしてクスダマを作るのが好きなのか、というと子どもたち一人につき、一つのパーツを作り、
それを合わせて大きな一つのクスダマにするのですが、みんなで力を合わせて作る折り紙が
子どもたちのお気に入りなんだそうです。
とにかくすごい! 折り紙の故郷、日本でもこんなに折り紙に熱意を持って取り組んでいる
子どもがいるだろうか? と日本人を唸らせる彼らの作品群を画像でお楽しみください。
最初に、今回の展示の目玉作品であるお花3本。黄色い紙は展示会お知らせの紙です。