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受胎告知の祝日

 4月7日はスラブ正教の祝日「受胎告知の日」です。

 あのマリア様が天使に受胎告知を受けた、という日です。それで、宗教上では結構重要な祝日なのですが、公休日ではありません。 でもこの日は「働いてはいけない日」で、本当は出勤などしてはいけない日だそうです。

 スラブ正教はとにかく「祝祭日、そして日曜日は仕事を禁止する」というのが掟です。特に受胎告知の日は女性は、働いてはいけない」そうですが、それを守ったら、ベラルーシ中の図書館が閉館になってしまう・・・。図書館員の99、9%が女性なので・・・。

 働くどころか、「4月7日は、鳥も巣を作らない。娘さんも三つ編みをしない」とまで、言われています。こちらの女性の伝統的な髪型は三つ編み(しかも1本)です。4月7日は髪型を整えることすら、してはいけないのか?

 しかし、4月7日は鳥も巣を作らない(鳥すら聖なる日には掟を守り働かない)というのは本当なのでしょうか?S夫は「本当だ。」と言って譲りません。それじゃあ確かめようと、鳥を探したのですが、昨日の大雪が今日も続いていて、あたり一面真っ白け。おまけに強風・・・。鳥なんかどこかへ隠れてしまって、見つけられませんでした。確かにこんな天気の悪い日に、鳥が巣作りするとは思えません。(^^;)

 ・・・と、いうわけで、今年は科学的な裏付けはできませんでした。みなさん、来年の2001年4月7日までお待ちください。(^^;) (2000/4/7 by T)

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